2014

眞鍋と春本が「飲食店で」出会う

２人が出会う前、双方がこよなく愛する立川市の飲食店で、店のオーナーから「ぜひ会ってもらいたい人がいる。」とお互いがよく声をかけられていた。
そしてある日、ついにオーナーの紹介で２人が出会い、その場で意気投合。回を重ねて会食するうちに「一緒に塾を始めようぜ！」と盛り上がる。

塾業界では、職場環境に不満を持つ講師同士が結託し、謀反を起こす形で離職→新規開業という、ネガティブな感情からのスタートが非常に多いのだが、眞鍋・春本コンビは正反対。
飲食店で出会い、酒を酌み交わしつつひたすらハッピーな話をすることで信頼関係を深めてからの開業決意となった。いただいたご縁に感謝！

路地裏のタイ料理とお酒 バナナ食堂
https://www.instagram.com/bananasyokudou_tachikawa/

2015

日野市南平にて 日野の寺子屋 耕志苑（こうしえん）を開業する

山の麓にたたずむ古い平屋の民家を改装して塾を開業することが決定。駅のそばでもなく、夜になると建物周辺は真っ暗で明らかに商売には不向きな場所。
しかし、代表眞鍋は「いいものを提供すれば絶対に人は集まる。」と、未知の町での開業を決断した。かくして2015年夏、挨拶と礼節（＝心の設定）にこだわった少々怪しげな雰囲気の塾が誕生した。
開業から数か月間は予想通り問い合わせゼロ…。待望の１人目のお客様はある人気漫画家のご子息だった。

その後、少しずつ新入塾生を迎えたが、その多くは塾生やその保護者からの紹介だった。
「顧客満足度は高い。絶対ブレイクする。」そう信じて日々の指導に全力を尽くした。

日野の寺子屋 耕志苑
https://www.facebook.com/hinokoushien

2016 - 2019

広がり続ける口コミでついには「入れない塾」になってしまう

2016年1月時点での在籍生は小中高あわせてわずか7人、運転資金も底をつき始めていた。が、春くらいから流れが変わり始める。
問い合わせの電話・メールが頻繁に来るようになり、そのすべてに「○○さんから紹介されたんですけど」の前置きがあった。
口コミのすごさを実感するとともに、自分たちの理念と指導方法が地域の人たちから支持を得ていることにゆるぎない自信が生まれた。

以降、塾生は増え続け、きめ細かい対応を維持するために新規入塾をお断りせざるを得ないほどに地元での認知度は高まった。
新規問い合わせの電話も、保護者の第一声は「入れませんよね？」が定番となってしまったのである。

2020 -

コロナ禍で閉塞感漂うさなかLoysの歴史が始まる

実は移転構想は2019年初頭からあった。事業拡大という意図ではない。
仮に移転しても眞鍋・春本体制で責任をもって指導できる塾生数に変わりはないからだ。ただ、挑戦し続ける何かが欲しかった。

2019年度開始の時点で新規入塾生の募集を原則停止し、在塾生に対しても移転の可能性を告知した。移転候補地についてはいろいろな思いがよぎったが、やはり在塾生に別れを告げることはできないし、保護者からも「遠くへは行かないで欲しい。」との声をいただいた。
ならば豊田駅南口はどうだ！

5月、緊急事態宣言解除と同時に物件探しを始め、7月末に物件確定。
約2か月の工事期間を経て2020年10月、Loysが新たな一歩を踏み出した。